こんばんは! いつもありがとうございます。
広報担当石嶋です。
ちょっと、先日のカップヌードルのCM記事の続編的な感じなんですが・・・
今日は、フランク三浦が勝訴しちゃったお話。
いや・・・しちゃった・・・という表現はいけませんね。笑
フランク三浦とは、高級時計で有名なあのスイスのフランクミューラーのバッタ・・・いやいや、本家を彷彿させるネーミングのパロディ時計なんです。
実は・・・私も持ってます。笑
そのパロディ時計のネーミングがいかん!と本家に叱られて裁判になってしまったんです。
この時計、天才時計技師フランク三浦という設定の方が作っていることになっており、裏面に完全非防水と刻印されていたり・・・なんせ茶目っ気たっぷりの商品なんです。
もちろん・・・こんなんつくるのは・・・大阪人です。笑
私も商品を持っているのでわかりますが、本家様とは比べ物にならないクオリティーに価格設定。(高ではなく低ですよ)
お笑い要素をもりこんだ、全く別物・・・というのが私の感想ですが・・・
裁判官も同じ感想だったようで、
「呼称は似ているが、外観で明確に区別できる」と指摘。「多くが100万円を超える高級腕時計と、4千~6千円程度の低価格商品の『三浦』を混同するとは到底考えられない」という理由で、勝訴したようです。
JAROのいうところの、嘘・大げさ・紛らわしいにほぼ引っかかってるような気はするのですが、このユーモアさと茶目っ気で、なんだか許せてしまうんですよね。笑
CMや広告にとっての面白さのOKorNGボーダーラインって、すごく難しいと思うのですが、カップヌードルとフランク三浦の決定的違いは「ユーザーを不快にしない」ってところなんだと思うんです。
色んなタイプの人がいますから、一概には言い切れませんが、この不快指数を判定・予測するのも作り手の役割だと私は思います。
それは、やっぱり経験だったりセンスだったり、時には感だったり・・・日々是修行ですね。
*時計はイメージです。